公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第42回 東北・北海道支部学術大会のロゴ

ご挨拶

公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第42回 東北・北海道支部学術大会 大会長小林 恒

第42回日本口腔インプラント学会

東北北海道支部学術大会

大会長 小林 恒

弘前大学大学院医学研究科歯科口腔外科学講座 教授

歴史ある公益社団法人日本口腔インプラント学会第42回東北・北海道支部学術大会を担当させていただくことを光栄に存じております。前回青森県で本学術大会が行われたのが2013年であり9年ぶりの開催となります。2020年1月より新型コロナウイルス感染症が蔓延し、収束することなく現在に至っており、感染症拡大には波がありますので1年先の状況を予測するのは困難です。これからの学会の標準形態は対面とWEBのハイブリッド開催がしばらく続くのではないかと考え、本学術大会もあらゆる事態に対応できるようにハイブリッド開催とさせて頂きました。

本大会のメインテーマを「口腔インプラント専門医として社会に貢献する」とさせて頂きました。国民に信頼される専門医を育成するために新たに日本歯科専門医機構が創設され、歯科専門医制度の標準化のため準備が進められています。口腔インプラントに関しても日本口腔インプラント学会と顎顔面インプラント学会の両学会を基本としてインプラント歯科専門医が作られようとしています。本学術大会が開催されるころにはすでに決定しているのかもしれません。そのような状況を踏まえて、特別講演1として日本歯科専門医機構理事長の今井裕 先生にこれからのインプラント歯科専門医について講演しいていただく予定です。また、特別講演2として鹿児島大学歯科麻酔学講座の杉村光隆先生にインプラントに関連する三叉神経ニューロパチーについて講演をいただく予定です。日々のインプラント臨床でお困りの難治性疼痛に関しても解決方法が見つかるかもしれません。

本学術大会は特別講演、一般口演は学会場での発表して頂き、同時にリアルタイムでWEB配信を予定しています。ポスターはeポスターのみとさせて頂きます。さらには専門医教育講座、専門歯科衛生士教育講座、専門歯科技工士教育講座も対面、WEBともに視聴可能ですが、ライブ発信のみとしオンデマンド配信はありませんのでご注意下さい。本学術大会を成功させるべく鋭意努力して参りますが、新型コロナ感染症の状況により変更を予後なくされる場合もございますのでその際はどうぞご容赦の程宜しくお願いします。

皆様と是非、対面でお会い出来る学会になることを祈ってやみません。